非同期「選択チャット謎解き」ゲーム 設計書

コンセプト

  • 事前準備:複数の「ベースストーリー+問題+正解」をテンプレートとして用意、ただし同じストーリーでも正解は複数あって、何度かは楽しめるようにしたい
  • AI の役割:テンプレートの「余白(状況説明、キャラクター名、ヒントの表現など)」を動的に埋めて、各ペアごとに個別の体験を生成
  • 非同期プレイ:自分と相手がそれぞれのタイミングで選択肢を選び、両者の選択が揃った時点で AI が結果を生成して次のターンへ
  • 最終地点は、二人が同じ時間にログインして、同時に結果を見れるようにしたい

ゲームフロー

1. マッチング

  • Steam API で「共通のゲームを遊んでいる」ユーザーを自動ペアリング
  • ランダムに1 つの「謎解きシナリオテンプレート」が与えられる

2. 自分のターン

  • AI-GM がテンプレートを元に、個別化された状況説明3〜5 個の選択肢を提示
  • プレイヤーは 1 つ選んで送信。その後、相手のターン待ち

3. 相手のターン

  • 相手がログイン時に通知
  • 相手も同じ選択肢から 1 つ選ぶ
  • 両者の選択がそろった時点で、AI-GM がテンプレートの正解ロジックを元に結果を生成

4. 謎解き進行

  • 数ターン(3〜5 ターン)かけて、ヒントを集め、最終的に「答え」を導く
  • 各ターンの結果はテンプレートの分岐に従いながら、AI が表現を個別化

5. セッション終了

  • 正解にたどり着けば「クリア実績」、そうでなくても「参加実績」が付与
  • 「このペアとの仲良しレベル」が上昇
  • オプションで「この相手とまた遊ぶ」「Steam フレンド追加」を促す
  • 最終地点は、二人が予定を合わせて同じ時間にログインして、同時に結果を見れるようにしたいが、ここまでする必要はあるか?

テンプレート例

ベースストーリー

あるゲームの世界で、重要な NPC が失踪した。プレイヤーはその行方を探る。

問題

NPC が最後に目撃された場所はどこか?

正解

村の裏手の森

余白(AI が埋める部分)

  • NPC の名前(例:「エリナ」「カイル」)
  • 目撃情報の詳細(例:「夕暮れ時に森の方へ走っていった」「手紙を落としていた」)
  • ヒントの表現(例:「地面に足跡が残っている」「木の枝が折れている」)

AI の具体的な役割

役割内容
状況説明の生成テンプレートの骨格を保ちつつ、個別の表現で説明
選択肢の微調整テンプレートの選択肢を元に、文脈に合わせた表現に変更
結果の生成選択の組み合わせに応じて、テンプレートの分岐を元に個別のフィードバック
ヒント生成プレイヤーが迷っている場合、テンプレートの正解を元に AI がヒントを出す

メリット

  • コンテンツの安定性:ベースストーリーと正解が固定なので、ゲームバランスが崩れない
  • 個別化された体験:AI が余白を埋めることで、各ペアごとに「自分たちだけの物語」になる
  • 実装コスト低減:すべてのシナリオを AI 生成するより、テンプレートベースなら制御しやすい
  • 非同期プレイ:相手のターンを待つだけなので、サーバー負荷が低い

実装イメージ

テンプレートデータベース

{
  "id": "scenario_001",
  "base_story": "あるゲームの世界で、重要な NPC が失踪した。",
  "question": "NPC が最後に目撃された場所はどこか?",
  "answer": "村の裏手の森",
  "choices": ["森を調べる", "村人に話を聞く", "アイテムを確認する"],
  "branches": {
    "森を調べる": "足跡を見つける",
    "村人に話を聞く": "目撃情報を得る",
    "アイテムを確認する": "手紙を発見"
  }
}

AI プロンプト例

以下のテンプレートの余白部分を埋めてください:

  • NPC の名前を 1 つ生成
  • 目撃情報の詳細を 1 文で生成
  • ヒントの表現を 1 文で生成

テンプレート:{scenario_001}

ターン管理

  • サーバー側で「自分の選択」「相手の選択」「両者揃ったか」を管理
  • 両者揃った時点で AI に結果生成をリクエスト

開発スケジュール(個人開発想定)

期間内容
1〜2 週間テンプレート 10〜20 個作成、基本システム実装
3〜4 週間AI 連携、UI 完成、テストプレイ
5〜6 週間Steam 公開準備、早期アクセスリリース

Steam での売り方

  • タグ:「Indie」「Puzzle」「Adventure」「Social」「AI-Generated」
  • ストア説明文:「同じゲームを好きな人となら、簡単に謎解けちゃうんじゃね?」「非同期で気軽に謎解き」「AI がゲームマスター」を強調
  • 早期アクセス:シナリオを追加しながらコミュニティを育てる